2023.2.5 Teamsにて
講師：MOR
参加：MOR, IT
2023年4回目のゼミを行いました。
事前に特許法29条〜43条の3、商標法1条〜24条の4を暗記、及び平成27年商標法の論文試験を解いて頂きました。
（１）条文テスト
特許法38条の2第1項、35条、42条、商標法4条1項8号、15号を暗唱して頂きました。
特許法から、短答で狙われやすい条文を中心に出題しました。
商標法からは、条文暗唱に加え、4条各号の暗記方法、重要箇所を一気に俯瞰しました。
（２）論文書き込み
平成27年度の商標法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は、商標権の回復についての説明問題、問題2は審判を中心とした事例問題でした。
問題1は、配点が30点と少なく、問題自体も条文集を参照して十分に答えられる内容であったことから、お二人共しっかり書けていました。複雑かつ配点の高い問題2との時間配分、紙面のバランスが重要であったように思えます。
問題2は、無効審判、51条の取消審判、セントラルアタック後の所謂トランスフォーメーションが出題された事例問題でした。3カ国に跨って事例が展開され、時系列が複雑であることから、お二人共苦戦されていました。一方、時間のない中で書くべきことを取捨選択出来ており、項目を落とさず完答されていたのは非常に好印象でした。
次回は2月12日にゼミを行います。内容は、条文テスト（短答向け特許、商標）、論文書き込み（平成26年特実）です。
講師：MOR
