2023.2.12 Teamsにて
講師:MOR
参加:MOR, IT
2023年5回目のゼミを行いました。
事前に特許法29条〜65条、商標法25条〜85条を暗記、及び平成26年特許法の論文試験を解いて頂きました。
(1)条文テスト
特許法65条、38条、49条、商標法51条を暗唱して頂きました。
特許法の保証金請求権は、商標法の金銭的請求権の違いを確認しました。また、共同発明について知識の確認をしました。
(2)論文書き込み
平成26年度の特許法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は、外国語特許出願を初めとする出願手続き、問題2は侵害訴訟における被告の抗弁等に関する事例問題でした。
問題1は、設問数が多めですが、問われていることはシンプルなものでした。お二人共しっかり条文を確認し、回答出来ていた様に思えます。一方、29条1項2号の「公然を実施され」の定義等、知識を問う設問もありましたので、今一度青本や基本書を確認しましょう。
問題2は、先使用権を有する旨の抗弁をメインに、判例の知識を問われた問題でした。ウォーキングビーム式加熱炉事件とインクタンク事件は、弁理士試験特許法における最重要判例ですので、現場で再現できるよう、しっかりインプットしておきましょう。お二人共かなりの精度で再現頂いていたので、非常に好印象でした。
次回は2月18日にゼミを行います。土曜日開催となりますのでお気を付けください。内容は、条文テスト(短答向け特許)、論文書き込み(平成26年意匠)です。
講師:MOR