弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2023年 弁理士試験第3回ゼミ

2023.1.29  Teamsにて

 

講師:MOR

参加:MOR, IT

 

2023年3回目のゼミを行いました。
事前に特許法1-28条、意匠法17条の2-77条を暗記、及び平成27年意匠法の論文試験を解いて頂きました。

(1)条文テスト

特許法7条、9条、14条、17条の5、意匠法8条、8条−2、47条を暗唱して頂きました。
今回より、受講生のご希望で通常の条文テストと並行して、短答試験向けに特許法条文テストを行いました。
短答試験向けは、条文に関連して短答試験で狙われそうな箇所を追加質問しました。

 

(2)論文書き込み

平成27年度の意匠の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は、関連意匠と侵害、抗弁に関する事例問題、問題2は組物と意匠の利用に関する事例問題でした。

問題1は、出願が4つ、意匠が5つ絡む複雑な事例問題で、点数配分が6割あるところ、お二人共項目を落とさず解答出来ていたのは良い傾向でした。特にMORさんに関しては、ゼミでの改善成果が顕著に出ており、本番まで引き続き頑張って頂きたいです。

問題2は、組物の意匠登録出願に対し拒絶理由通知がされた場合の対応、及び利用侵害等に関する問題で、問題1と比較して答えやすい印象でした。意匠法の重要条文である26条、29条の2が絡んでいるので、間違いがあった方はしっかりと復習しておきましょう。ゼミでは意匠の利用に関する判例(学習机事件、減速機付きモーター事件)についても触れました。

 

次回は2月5日にゼミを行います。内容は、条文テスト(短答向け特許、商標)、論文書き込み(平成27年商標)です。

早いもので2023年も既に1ヶ月を経過しました。短答本試に向けギアを上げていきましょう。

 

講師:MOR