弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第44回ゼミ

2022.12.17  Teamsにて

 

講師:MOR

参加:MOR, IT

 

12月3回目のゼミを行いました。
事前に特許法66条~102条を暗記、及び平成28年意匠法の論文試験を解いて頂きました。

(1)条文テスト

特許法68条、70条、79条、99条を暗唱して頂きました。
重要条文が多い範囲なので、夫々2問ずつ出題致しましたが、要件を落とすことなく暗唱頂けました。また、条文の暗唱に加え、79条の事業の準備に関連してウォーキングビーム式加熱炉事件に触れました。論文・口述で必要となる重要判例なので、今のうちに確認しておきましょう。

 

(2)論文書き込み

平成28年度の意匠の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は胴部に凹凸あるPETボトルの保護態様についての事例問題、問題2は法目的と23条・24条2項の趣旨の関係について説明する問題でした。

問題1は、創作対象を特許と意匠の双方で保護し得ること、保護の態様についてお二人共よく書けていました。この点は、特許出願を意匠登録出願へ変更できる趣旨も併せて確認できるとよいですね。

問題2は、これまでの問題と傾向が異なり、お二人共苦戦されていました。予想しない問題が出題されることは、本番でも同様にあることです。落ち着いて法目的に立ち返って解答できると、解答の方向性が大きくズレることは少ないかと思われます。

 

来週の内容は、条文テスト、論文書き込み(平成28年特許)です。
いよいよ年内最後のゼミとなりました。2023年によいスタートが切れるよう頑張りましょう。

 

講師:MOR