2022.12.25 Teamsにて
講師:MOR
参加:MOR, IT
年内最後のゼミを行いました。
事前に特許法102条~170条を暗記、及び平成28年特許法の論文試験を解いて頂きました。
(1)条文テスト
特許法103条、104条、103−4条、127条、155条を暗唱して頂きました。
短答式試験、論文式試験で重要な箇所から出題しました。条文は後ろにいくにつれて参照回数が落ちる傾向にあり、暗唱は難しいものと思います。条文番号と要件だけでも完璧に暗記するようにしましょう。
(2)論文書き込み
平成28年度の特実の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1はPCTや補償金請求権に関する事例問題、問題2はインク等を備えたボールペンに関する事例問題でした。
問題1は、時系列が複雑で、記載項目が多いこともあり、お二人共かなり苦戦していたように感じました。特実はタイムマネジメントが非常に重要となりますので、答案構成の段階で、どの程度の文量、時間を要するか予想を立てておきましょう。
問題2は、プラバスタチンナトリウム事件、ボールスプライン軸受事件、シートカッター事件等重要判例のオンパレードで、初学者には厳しい問題だったかと思います。特に均等論は弁理士試験において超重要項目なので、要件暗記だけでなく、事例に即して当てはめられるようにしっかり理解しましょう。
次回は年明1月8日に初回ゼミを行います。内容は、条文テスト、論文書き込み(平成28年商標)、論文再書き込み(平成28年特許)です。
2022年もありがとうございました。2023年に合格出来るよう、引き続き頑張りましょう。
講師:MOR