2023.2.27 Teamsにて
講師:MOR
参加:MOR, IT
2023年7回目のゼミを行いました。
事前に特許法100条〜170条を暗記、及び平成26年商標法の論文試験を解いて頂きました。
(1)条文テスト
特許法104条の2、119条、155条を暗唱して頂きました。
短答向けに訂正請求が可能な時期についても確認しました。お二人とも、短答直前期とあって、かなりの精度でアウトプット頂けました。引き続きインプットを進めて頂ければと思います。
(2)論文書き込み
平成26年度の商標法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は、商標法における登録主義の説明問題、問題2は商標の類否と4条1項11号の拒絶理由に関する事例問題でした。
問題1は、商標法における最重要ポイント、登録主義について問うものでした。登録主義と使用主義について青本該当箇所を熟読し、しっかり理解しましょう。また、先使用権を始め、使用主義的観点から設けられた条文は多数ありますので、登録主義との関係から説明できるように知識を整理しておくと良いと思われます。
問題2は、商標「AMALO」について登録を受けるため、拒絶理由の内容と法的措置を検討する問題でした。商標の類否判断、商標法4条1項11号、同条15号や、無効審判、取消審判等、商標法の基本事項を総括できる問題でした。時系列、出願数も複雑でないことから、比較的取り組みやすい問題だったかと思います。項目を落とされた方は、短答知識が不足している可能性があります。該当箇所の条文・青本を今一度熟読下さい。
次回は3月4日にゼミを行います。内容は、条文テスト(短答向け特許)、論文書き込み(平成25年特実)です。
講師:MOR