弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第43回ゼミ(論文H29年商標)

2022.12.11  Teamsにて

 

講師:MOR

参加:MOR, IT

 

12月2回目のゼミを行いました。
事前に特許法36条~65条を暗記、及び平成29年商標法の論文試験を解いて頂きました。

(1)条文テスト

特許法65条および46条を暗唱して頂きました。
お二人共かなりの精度で暗唱できていました。条文の暗記作業は簡単ではありませんが、短答試験・論文試験の解答スピード・精度が上がり、口述試験では大きなアドバンテージとなります。今のうちに慣れておきましょう。また、条文の暗唱に加え、補償金請求権と金銭的請求権の違いを確認しました。論文試験で混同してアウトプットすると減点となりますので、しっかりおさえておきましょう。

 

(2)論文書き込み

平成29年度の商標の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題1は無効審判と異議申立制度の差異について、問題2は商標法3条、4条、26条、エマックス事件に関する事例問題でした。

問題1は、無効審判と異議申立制度の違いだけでなく、拒絶理由に挙げられている条文の差異も理解しておきましょう。

問題2は、前半に3条、4条の基本的な問題が出題されました。お二人共しっかり書けていたように思えます。一方後半の、26条、エマックス事件に関する問題は、難易度、時間的に不足が目立ちました。特にエマックス事件は複雑な判例ですので、時間のある年内中に事実関係をおさえておきましょう。

 

来週の内容は、条文テスト、論文書き込み(平成28年意匠)です。
進捗調整のため、特実を再来週に回します。

 

講師:MOR