2022.11.27 Teamsにて
講師:MOR
参加:IT、MOR
11月最後のゼミを行いました。
(1)条文テスト
商標法50条および46条の2条を暗唱して頂きました。
お二人ともかなりの精度で暗唱頂けました。50条は38条5項と70条との関係、取消審判の趣旨、駆込み使用が原則使用と認められない趣旨を、46条の2は拒絶理由との差を併せて確認しました。短答、論文、口述の全てで頻出の重要条文ですのでしっかりおさえておきましょう。
(2)論文書き込み
令和29年度の特許法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
今回から、ゼミ生同士で事前に答案を共有・確認頂きました。他人の紙面の良いところ、悪いところを把握し、自分の紙面に取り込めるところは徹底的に真似していきましょう。
問題1は特許協力条約に基づく国際出願及び外国語書面出願について、問題2は特許権侵害や裁定についての事例問題でした。
問題1は、受験生泣かせのPCT関連問題です。184条シリーズの理解が不足していては、現場で条文をじっくり見る余裕はなく時間不足となります。短答試験の段階でマスターしておきましょう。
問題2は、裁定や無効審判の効果についての言及が漏れているケースが目立ちました。忘れがちなので、練習段階で意識付けをお願いします。
来週の内容は、条文テスト、論文書き込み(平成29年意匠)です。
2022年も残すところあと1ヶ月、引き続き頑張りましょう。
講師:MOR