2022.10.23 Teamsにて
講師:MAE
参加:IT
(1)条文テスト
特許法131条の2第2項および134条の2第1項を暗唱して頂きました。
後者は概ね理解されているようでしたが、前者の再現が今一歩でした。
論文試験でも使用する可能性の有る条文ですので、青本の記載と合わせて確認しておきましょう。
(2)論文書き込み
令和2年度の意匠法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題Ⅰについては、問題文で指定されている通り、「検討すべき点」と「具体的な手続」に分けて記述すると、読み易いかと思います。今回は主に関連意匠制度を利用することにより、検討すべき点(本問では拒絶理由のリスク)を回避出来ると考えられる為、検討すべき点で拒絶理由を列挙し、具体的な手続として関連意匠制度の利用等を書くとすっきり纏まるでしょう。出願手続においては6条を挙げることも忘れないで下さい。
問題Ⅱについては、侵害の否認と抗弁を分け、否認のところで意匠の類否判断を入れておきましょう。抗弁事由はよく書けていました。
今まで書き込んで来た問題では、審判絡みの事例問題をあまり解いて来なかったので、来週以降は審判関係の問題を適宜取り入れて行きたいと思います。
★今週末は口述試験本試でしたね。受験なさった皆様、本当にお疲れ様でした。
講師:MAE