弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第35回ゼミ(論文H30特許・口述練習)

2022.10.16  Teamsにて

 

講師:MAE

参加:IT,MOR


(1)条文テスト
特許法79条および101条1~3号を暗唱して頂きました。
ほぼ完答でした。素晴らしい!

 

(2)論文書き込み
平成30年度の特許法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
問題自体はそこまで複雑ではないものの、規範→趣旨→あてはめを意識して簡潔に纏める練習になると考えての出題でした。
書き込み数回目にして、的確な条文引用と、規範→あてはめの流れでの論文作成を体得されていました。加点を積み重ねる為、そして話の流れを良くする為に、青本等の趣旨を正確に再現出来るとより良いです。

 

問題Ⅱのような、クライントから相談を受けたパターンの問題では特に顕著なのですが、ただ規範を羅列して機械的にあてはめるだけではなく、「クライアントはなぜここで悩んでいるのだろう?」というところに思いを馳せることも意外と重要な場合が有ります。テクニックとしての題意把握、論点把握という言葉はよく聞きますが、論文試験は単に論文試験で合格点を取るためだけにあるのではなく、合格した後にお客様や特許庁とコミュニケーションを取るための訓練の場でもあると考えることも出来ると思います。


「確かに●●という考え方も出来るけれど、現行法では~~という理由で××という規定になっているから、今回の事例では▲▲なのです。」と答える意識を持っておくだけでも、回答に少しずつ深みが足されて行くと思います。

 

(3)口述試験対策
先週ご希望頂いていた幾つかの単元をほぼ全て盛り込む形で作成した為、統一したテーマで出題はしませんでしたが、各法ともB判定以上取れていらっしゃいました。積極的に模試も受けているとのことで度胸も座って来ましたし、この調子であと一週間、悔いの無いように練習を続けて下さい。


講師:MAE