弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2023年 弁理士試験第9回ゼミ

 

2023.3.12 Teamsにて

 

講師:MOR

参加:IT

 

2023年9回目のゼミを行いました。
事前に特許法158条〜184条、意匠法1条〜17条を暗記、及び平成25年意匠法の論文試験を解いて頂きました。

(1)条文テスト

特許法161条、171条1項、意匠法5条、8条を暗唱して頂きました。
短答向けに特許法161条、166条の内容確認、意匠法5条の具体例、意匠法8条とパリ優先権についても確認しました。また、短答試験に向けた直前3ヶ月の過ごし方、勉強方法について確認しました。4月から短答試験模試が始まります。模試では、会場でしかできないこと、例えば、解く法域の順番を確認、本番30分前の詰め込み、本番前日のロールプレイング等を行い、有効に活用してください。

 

(2)論文書き込み

平成25年度の意匠法の問題を事前に書き込んで頂き、提出して頂いていました。
設問1は、部分意匠の制度説明問題、設問2は部分意匠について意匠登録要件に関する事例問題、設問3パリ優先権に関する事例問題でした。

設問1は、多くの受験生が青本の記載を再現してくると思われます。書き負けないよう、しっかり復習しておきましょう。
設問2は、部分意匠について全体意匠との関係で意匠登録要件を確認する問題でした。意匠審査基準には、部分意匠について、各登録要件での扱いが詳細に記載されています。意匠法では審査基準の知識は必須となりますので、解答出来なかった方は改めて確認をお願いします。


設問3は問われ方が特殊で、受験生の皆さん困惑されていたように思えます。この設問を通して、パリ優先権の発生要件・主張要件を確認して下さい。

 

次回は3月19日にゼミを行います。内容は、条文テスト(短答向け特許)、論文書き込み(平成25年商標)です。

 

講師:MOR