弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第6回ゼミ(口述演習-意匠・類似・登録要件・出願手続・補正)

2022.3.13  Teamsにて

 

講師:MAE

参加:TAZ,OKA,MOR

 

本日は冒頭に、暗唱形式で特許法の条文テストを行いました。
(対面ゼミが行えていた頃は、10分程度で、指定された条文を筆記し、
ゼミ生同士で採点し合うのが紫苑ゼミの伝統でした。)

 

184条の12第1項、41条1項、113条1項をそれぞれお一方ずつ答えて頂きました。
大まかな内容は把握されていたようですが、
「及び」や「又は」といった細かい言葉遣い、準用元の条文番号やその内容、テキスト等で端折って説明され勝ちな内容の正確な要件などを頭に入れておくことで、後々必ず楽になりますので、練習段階では一言一句正確に再現できるようにしましょう。

 

本日は、意匠法の
(1)意匠
(2)類似
(3)登録要件
(4)出願手続
(5)補正
について、口述形式で知識の確認を行いました。

 

意匠法は令和元年の大改正後、過去問の蓄積が他法域に比べて未だ乏しい部分があります。
また、意匠法は特許法に比べて条文数も少なく、特許法を準用している部分も多いため、その分試験では、意匠特有の制度や、審査基準において示された規範、具体例等が訊かれ勝ちな傾向にあります。

 

その為、応用問題というよりは、基本に立ち返り、条文や審査基準、改正本といった「原典」に何と書いてあるかを忠実に再現することに力点を置いて問題を準備しました。意匠法の初回ということもあってか、ゼミ生の皆さんにおかれては、審査基準の記載で若干朧気なところがあるようですので、次回の単元に合わせて一読をお願い致します。

 

講師:MAE