弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第19回ゼミ(基礎ゼミ ー 特許法・実用新案法 新規性・進歩性ほか)

2022.6.12  Teamsにて

 

講師:MAE

参加:IT, SU,MOR


(1)条文テスト:IT
特許法17条の2第5項を暗唱して頂きました。9割方正確に再現なさっていたと思います。
特許法17条の2は、口述試験の直前模試でも(事実上)暗唱を求められたことがあります。

 

(2)初学者向け基礎ゼミ
特許法29条、29条の2、30条、39条といった大所の主要論点に加えて、仮専用実施権・仮通用実施権の条文の整理を、実用新案も含めて行って頂きました。


レ〆の作り方のコツとして、
①条文上〇〇と規定されている。
②この規定の趣旨は××である。
③具体的に△△とは~~を指すと解される。/具体的には▲▲の手続が必要である。
の順で書いて行くと、論文本試でも書き出しを迷わず決められるようになります。

 

(3)質疑応答
論文本試では、規範定立や趣旨などをどの程度の分量で書いたら良いでしょう?
というご質問が有りました。
一言で言えば「問題に依ります」という回答になってしまうのですが、事例問題の場合は要件→あてはめがセットで「問題を解いた」ということになりますので、規範定立と趣旨の部分であまり分量を書き過ぎてあてはめが手薄になるのは避けたいところです。論文書き込みの段階に来たら、その辺りの匙加減も練習して行きましょう。


講師:MAE