2022.3.27 Teamsにて
講師:MAE
参加:TAZ,OKA,MOR
本日は、意匠法の
(1)意匠権
(2)実施権
(3)侵害
(4)ジュネーブ改正協定に基づく特例
について、口述形式で知識の確認を行いました。
本日は、ゼミの冒頭に、意匠の実施権関連の短答過去問を1問解いて頂きました。
正解者2名、惜しいところまで導けていた方が1名でした。
今回は全体的に、実際の口述試験も見据えて事例問題やパネル問題を多めに取り入れました。
類似か非類似かの見分け、先願か後願かの場合分けが必要な問題を敢えて混ぜることで、論点に飛びつかず、順を追って思考する練習をして頂きました。かなりテンポよく答えて下さっていたのではないかと思います。
個別のテーマについてですが、意匠法特有の規定として、所謂先出願による通常実施権が挙げられます。先使用と対比して出題され勝ちですので、条文の要件を読み違えない、読み落とさないよう注意が必要です。
また、恐らく受験生の多くの方が苦手であろう、所謂ハーグ関連の特例について、法改正された部分から出題しました。近年は論文試験でもニッチな条文を挙げさせられることが有りますし、短答試験では尚のこと標的にされ易いので、これを機に見直しをして頂ければと思います。
講師:MAE