弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

2022年 弁理士試験第10回ゼミ(口述演習-商標3条&4条の残り、団体、地域団体、分割変更)

2022.4.10  Teamsにて

 

講師:MAE

参加:TAZ,OKA,MOR

 

本日は、商標法の
(1)3条&4条(先週の積み残し)
(2)団体商標
(3)地域団体商標
(4)分割・変更
について、口述形式で知識の確認を行いました。

 

今回のテーマに関しては、審査基準もさることながら、青本の記載が非常に重要です。
特に地域団体商標制度の趣旨などは、青本でもかなりの行数を割いて説明されています。論文試験でそれを全文書きしていると時間的にも紙幅的にもロスになりますので、どのキーワードを抽出するかを工夫してみて下さい。

 

また、今日扱った口述過去問のパネル問題の中で、模範解答に対する疑義が
生じた問題がありました。よく勉強されている証だと思います。
尤も、口述試験の過去問は、受験生の記憶を頼りに作成されている部分もあるため、
実際にその通り出題されたか否かは疑って掛る必要があるところです。

 

ブログを閲覧している皆様なら、どのようにお考えになりますか?

 

【問題】
甲はA県の事業協同組合であり、地域団体商標の出願をしようと考えています。
商標:A県りんご
指定商品:A県産のりんご

丙は甲と友好な関係であり、以下の周知商標を使用しています。
商標:A県りんご
商品:A県産のりんご

丙との関係で想定される拒絶理由はありますか。
また、あるとして、その対応策はありますか。


講師:MAE