参加者:KOSさん、MAEさん、OOTさん
講師:TAK
学習内容:
・論文書き込み
・論文解説
・書き込み(当てはめ)
講評:
該当する拒絶理由および拒絶対応について、典型パターンを書いてもらいました。
商標では、商標の類否、指定商品役務の類否と当てはめを行う項目が多いのですが、
丁寧にしっかり当てはめることが重要だと思います。
そのため、今回の午後は、当てはめに特化した問題を解いていただきました。参加者の方はよく書けていたと思います。
特に、条文に沿って当てはめできれば流れよく書きやすいのですが、条文の最初にある要件について、検討が必要な問題もあります。
例えば、4条1項10号「需要者の間で広く認識」の解釈など(一地方で広く認識されていればよい)を検討すべき場合は、最初に検討を入れてしまうと、すべての要件を当てはめるまでに文が長くなり、読みにくくなる場合があります。
そのような場合は、問題で与えられている既知の要件を先に書き出し、検討が必要な要件は後に回すと、当てはめが読みやすくなるかと思います。
これは、実際に書いてみないと実感できないことかと思いますので、書き込みゼミを通じて練習をして頂ければと思います。
また、4条3項、47条など、根拠条文以外で検討すべき事項がありますので
忘れないようにしてください。