弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

H30弁理士試験向け 論文試験直前ゼミ第2回(意・商)2018年6月2日(土)

学習内容:

・論文(意匠、商標各1問)書き込み

(意匠→組物の意匠、パリ優先、侵害(間接侵害))

(商標→商標権の移転、混同防止請求、取消審判、シェトア事件)

・答案講評

・小問

 講師コメント:

・意匠については組物の趣旨を出題しました。意匠固有の出願形式(秘密意匠、関連意匠など)についての趣旨は、青本の記載をベースに完璧に書けるようにしておきましょう。他法に比べれば、覚えるべき趣旨も少ないはずなので、頑張りましょう。

・商標については取消審判を出題しました。不使用取消審判(50条)は、青本に書かれている趣旨も豊富?ですので、今一度青本に目を通してください。また、他の取消審判の趣旨もサラッとかけるようにしましょう。

・パリ優先権の問題が出たら、パリ優先権の発生要件および主張要件について、事例をあてはめながら触れるようにしましょう。

=発生要件=
① 最初の出願の出願人が、パリ条約の同盟国の国民(2条)又は同盟国の国民とみなされる者(3 条)であること(パリ2 条,4 条A)
② 最初の出願が何れかのパリ条約の同盟国にされたこと(パリ4 条A)
③ 最初の出願が正規かつ最先の出願であること(パリ4 条A、C)
④ 最初の出願が特・実・意・商の何れかの出願であること(パリ4 条A)

 

=主張要件=
① 第 1 国の出願人又は優先権の承継人が行う出願であること(パリ4 条A)
② 第 1 国とは異なるパリ条約の同盟国に対する出願であること(パリ4 条A)
③ 第 1 国出願と内容の同一性があること(パリ4 条A,F,H)
④ 優先期間内(特実:12 月、意商:6 月)にする出願であること(パリ4 条C,E)
⑤ 優先権を主張する旨、その出願を行った同盟国の国名およびその出願日を記載した書面を提出すること(パリ4 条D,(準)特43 条)

 

講師TAK

 

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H30弁理士試験向け 論文試験直前ゼミ第1回(特許)2018年5月26日(土)

(諸事情により今回より参加者のイニシャルを記載しないことにします)

学習内容:

・論文(特許2問)書き込み(PCT出願、新規性・進歩性/訂正の請求)

・論文構成(特許2問:法目的、優先権、実施権/間接侵害、先使用権)

・答案講評

 講師コメント:

・短答試験を受験された方、お疲れさまでした。自己採点で基準前後よりも多かった人は論文式試験に向けて早めに論文モードに切り替えましょう。短答とは頭の切り替えが必要になると思います。

・まずは青本の趣旨を確認しておきましょう。条文・青本が一番基礎になるものです。趣旨のキーワードが出てこないと本番での苦戦は免れません。

・(あてはめについて)ポイントだけでなく、わかりきっている、と思われることも丁寧にあてはめをしましょう。

・短答試験の自己採点が基準よりも悪かった方も、来年に向けて早目に始動しましょう。試験の分析をするのもいいですし、論文試験の勉強をするのもいいと思います。合格までの道のりを考えると、他の人がやっていないときの勉強量が後々大きな差になってくるように思います。

 

講師HUJ

H30弁理士試験向け論文書き込みゼミ第3回(商標第1回)2018年1月20日(土)

 参加者:OOBさん、KIT(Y)さん、TAZさん、UENさん、SATさん、MORさん、OKAさん

 講師:TAK

学習内容:

・論文書き込み(H21商標)

・論文解説 

・答案構成

テーマ:

・不使用取消審判、不正使用取消審判

・金銭的請求権

地域団体商標 

 

講師コメント:

商標は商標と商品/役務との関係もあり、事案が複雑になることも多いです。

しかし、落ち着いて答案構成をすれば問題の状況を必ず把握できるはずです。

また、拒絶理由として挙げられる条文は決まっているand所定のパターンであることが多いので、反射的に根拠条文を挙げられるようにしましょう。

青本の趣旨の確認も忘れないようにしましょう。

 

 

H30弁理士試験向け論文書き込みゼミ第2回(意匠第1回)2018年1月13日(土)

 参加者:OOBさん、KIT(Y)さん、TAZさん、UENさん、SATさん、MORさん

 

講師:KIT(A)さん

学習内容:

・論文書き込み(H29意匠)

・論文解説 

・再書き込み

 

講師コメント:

平成29年意匠の第1問は何を記載すべきかについて戸惑ったかと思います。

審査基準や青本の定義をそのまま記載するのではなく、一旦、出題者が一番聞きたいことは何かを考えた上で、それに答える記載を心がけてください。

H30弁理士試験向け論文書き込みゼミ第1回(特・実第1回)2018年1月6日(土)

参加者:OOBさん、KIT(Y)さん、TAZさん、UENさん、SATさん、OKAさん

講師:TAK

学習内容:

・論文書き込み

・論文解説 

・小問(趣旨問題)

 

講師コメント:

今年も年明けの論文書き込みゼミが始まりました。

特・実→意匠→商標の週替わり開催で、3月まで各科目4回ずつを予定しています。

 

今回は出願~権利化までの問題について全文書きを行いました。

論点・要件を全て挙げられるのがベストですし、そのための練習として書き込みゼミであるのですが、きちんと論点・要件を挙げるのは容易でありません。また、自分一人では、自分の答案の足りない部分を見つけるのは難しいと思います。

そこで3月までの書き込みゼミを通じて、論点・要件を拾える守備範囲を広げ、記載した論点・要件についてはきちんと点数が付くような答案を目指して頂きたいとおもいます。

講師陣も採点・講評を通じて全力でサポートします。

 

講師TAK

 

 

 

 

H30弁理士試験向け 年内ゼミ第15回 2017年12月9日(土)

参加者:MAEゼミ長、MORさん、OKAさん、KIT(Y)さん

講師:HUJ

学習内容:

青本 商標:55条~(防護標章、マドリッド他)

判例:エマックス事件

・質疑応答又は全員で検討(随時)

講師コメント:

・防護標章、マドリッドとも、通常の商標登録出願とは異なっている部分がどこか理解しましょう(異なっているのには理由があります!)。リスト化するのもアリです。

マドリッドについては言葉の定義をしっかりと理解しましょう。

・本日で特実、意匠、商標を一通り学習しました。終盤では、特許法や意匠法の趣旨の言葉が出てくる等、内容の理解が進んできたと思います。年明けの論文書き込みでより正確に出力できるように理解をさらに進めてください。期待しています。

講師HUJ

H30弁理士試験向け 年内ゼミ第14回 2017年12月2日(土)

参加者:MAEゼミ長、UENさん、MORさん、OKAさん、TAZさん、KIT(Y)さん、SATさん

講師:HUJ

学習内容:

青本 商標:36条~54条

・質疑応答又は全員で検討(随時)

講師コメント:

・商標権侵害に関わるところには、さまざまな判例が出ています。条文がベースにあることは間違いありません。そのうえで、裁判で判断されたことをしっかりと理解してください。

・条文の文言の意味していることをじっくりかみしめてください。答えの大部分は条文中にあります。

・商標法では取消審判があります。各審判の要件の違い、無効審判との違いを理解していきましょう。

講師HUJ