弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

H30弁理士試験向け 年内ゼミ第3回 2017年9月16日(土)

 

参加者:MAEゼミ長、UENさん、MORさん、OKAさん

講師:HUJ

学習内容:

・「特許法概説(第13版)」・・・p.311-379 「補正」、「単一性」、「優先権」、「外国語書面出願」

・該当部分の青本、審査基準チェック

・「青本」・・・「50条の2」「46条の2」

・質疑応答又は全員で検討(随時)

・理解度確認チェック

講師コメント:

・補正、優先権は短答、論文とも頻出分野です。事例問題として様々な事柄と複合して出題されていますので、補正、優先権の基本をしっかり押さえてください。そのうえで、事例問題に数多く当たって、条文の適用の仕方・考え方に慣れていってください。特に、パリ条約の優先権と国内優先権の違いは非常に重要ですのでしっかりと理解して下さい。

・ゼミ生で、論点を出し合う、まとめの表をみんなで完成させる、質問を基にみんなで考えて議論する等、中身の濃い内容だったと思います。議論したり考えたり説明したりしたことが理解をより深めてくれます。この調子で頑張っていきましょう。

講師HUJ

H30弁理士試験向け 年内ゼミ第2回 2017年9月9日(土)

参加者:MAEゼミ長、UENさん、MORさん、OKAさん、SATさん

講師:KIT(A)

学習内容:

・「特許法概説(第13版)」p.191-351 「プログラムの取り扱い」、「新規性」、「進歩性」、「先願」、「拡大先願」「出願手続」「請求の範囲の記載要件」「出願の変更」「分割」

・該当部分の青本、審査基準チェック

・質疑応答又は全員で検討(随時)

講師コメント:

・39条と29条の2とは似ている部分もありますが、趣旨の違いから、異なる要件が規定されています。両規定の違いを単に覚えるのでは無く、趣旨の違いも含めて理解をしてください。

・36条4項に係る発明特定事項と、構成要件との違いを理解していないと論文試験で足元をすくわれる恐れがありますので、両者の違いをしっかりと理解して下さい。

講師KIT(A)

 

H30弁理士試験向け 年内ゼミ第1回 2017年9月2日(土)

参加者:MAEゼミ長、TAZさん, KIT(Y)さん、UENさん、MORさん、OKAさん(体験)、KAIさん(体験)、SATさん(体験)

講師:KIT(A)

学習内容:

・「特許法概説(第13版)」p.2-190 「法目的」、「特許を受けることができる発明」、「特許要件」、「新規性」、「新規性喪失例外」、「進歩性」、「特許を受けることが出来ない発明」、「発明者」

・該当部分の青本チェック

・質疑応答又は全員で検討(随時)

講師コメント:

・本日から、H30弁理士試験向け年内ゼミがスタートしました。毎回、ゼミ生が担当分野を事前に予習して講義し、質疑に応じるスタンスで行いますが、今回は、全員で輪読をしました。

・本日の内容のうち、「発明の目的」と「発明とは」の部分は特に重要な部分です。

・発明の保護及び利用は法目的を達成するための手段ですので、法目的達成の観点から、発明の保護が制限される場合があります(32条等)。

・1条の構造をしっかりと理解して、条文や判例を理解する様に心がけて下さい。

 講師KIT(A)

・論文試験お疲れさまでした。ぜひ今週又は来週までに再現答案を作ってみてください。見つめなおすのはあまり気が進まないかもしれませんが、次に進むために必要な作業でもあると思います。何が書けて何が書けなかったかを今のうちに理解しておきましょう。

・論文試験の結果がよくてもよくなくても、口述試験対策は始めてください。理由は、3か月という時間は意外と短く、直前だけやったのでは間に合わないからです。もう一つの理由は、もし不合格だったとしても口述試験の勉強をしたことが論文試験でも活きてくるからです。青本や条文、判例の言葉を覚える、ポイントを押さえた回答をする、ということにとても有効だったと思います。後々大きな武器になると思います。

・次回は、9月第1週の基礎ゼミです。今年、残念ながら合格できなかった方も来年の合格目指して頑張りましょう。

 

講師HUJ

H29弁理士試験向け 論文試験直前ゼミ第4回 2017年6月17日(土)

編集

参加者:TAZゼミ長、MORさん

講師:KIT、HUJ

学習内容:

 

・論文(特実、意匠、商標)書き込み ・論評

 講師コメント:

・論文試験の過去問を中心に特実・意匠・商標の書き込みを行いました。直前期ですので問われていることがきちんと書けたかどうかの確認をおこないました。省略して書こうとして大切なところを削ってしまい、思っていた内容と書いている内容がズレてしまうことがあります。大事なところ(特に直接事項)を落とさないように最終確認を行ました。

・聞かれていることに直接答えること。条文、青本判例の言葉で答えること。

基本を丁寧に一つ一つやっていくことが大切です。

 

講師HUJ

H29弁理士試験向け 論文試験直前ゼミ第1回 2017年5月27日(土)

参加者:TAZゼミ長、KITさん、OOBさん

講師:KIT、HUJ

学習内容:

・論文(特実、意匠、商標)書き込み
・論評

 講師コメント:

・本日から直前ゼミが始まります。本番の試験と同様に、特実、意匠、商標の書き込みをしてそれぞれの講評を行いました。短答受験組のみなさんは、なるべく早く頭を論文試験モードに切り替えましょう。

・本日は、1~3月の内容を思い出してもらうべく、特実、意匠は年明けの書き込みゼミでやった過去問、商標は昨年本試の過去問の書き込みをしました。

・特に短答受験組の皆さんは感覚やキーワードを忘れている部分があります。なるべく早く思い出して短答免除組に追いつきましょう。短答試験でやった内容が頭に残っていることは大きなメリットでもあります。

・「論文」試験である以上、論理展開が分かるように書くことが必要です。時間がない、という事情も分かりますが、「書かなくてはいけないこと」は抜かしてはいけません。結局、言いたいことが伝わらず点にならなかったり、直接事項に答えていないことになったりしてしまうおそれがあります。わかっていても伝わらずに点数にならなかったら、とてももったいないです。

・論理展開が苦手な方は、判例の判決文や青本の記載がとても参考になります。これらの文章を使うとすっきりした文章になりやすいです。可能な限り覚えて使えるようにしましょう。

・問題文では難しいことを聞かれているようでも、実は知っていることを聞かれていることもよくあります。直接事項を確認して、聞かれていることにしっかり答えることが大切です。

講師HUJ

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第12回(商標法第4回)2017年3月25日(土)

参加者:TAZゼミ長、MAEさん、KITさん

講師:HUJ

学習内容:

・論文書き込み(H17本試)

・論評、並行輸入について

マドリッド、防護標章登録制度について

 講師コメント:

・今日は、H17年本試の書き込みをしました。全体的に3人ともよく書けています。ここ3か月で力がかなりついています。その一方、ぜひ書いてほしい内容が落ちているケースが散見されました。書くべき内容を落とさないように丁寧に書きましょう。丁寧にやることはなかなか根気がいることかもしれません。しかし、丁寧にやること、正確にやることは、必ず自分を助けてくれます。

マドリッド、防護標章登録制度はそれぞれ商標法独特の制度です。通常の商標登録等と何が違うのか意識して整理しておきましょう。特に、短答試験では、独特な部分が問われるケースが多いです。

・短答試験前のゼミは今日で最後です。次回は5月27日(土)の論文試験直前対策ゼミとなります。短答試験は(も)、やはり条文がとても大切です。最後まであきらめずに丁寧に暗記・理解をしましょう。コツコツやり続ければ必ず突破できると思います。論文試験直前対策ゼミでは笑顔でお会いしましょう。

 

講師HUJ