弁理士試験合格 紫苑ゼミ

弁理士試験合格を目指す有志メンバーにより運営される私ゼミです。2022年は、コロナの影響も有り、Teams meetingを利用して毎週末にゼミを行います。ご興味ある方は benrishi.shion.zemi@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第6回(商標第2回)2017年2月11日(土)

参加者:TAZゼミ長、MAEさん、KAMさん、OOBさん

講師:IID(HUJ講師の代講)

学習内容:

・論文書き込み(H24本試)
・論文答案構成の作成練習
青本に記載の法の趣旨確認
・条文の確認

 講師コメント:

・今回も欠席者が多かったように感じました。毎回出席している2人は、確実に力がついてきていると感じます。その調子で頑張ってもらえればと思います。休んだ方は、色々あると思いますが、是非休んだ分を補う勉強をして下さい。継続した勉強は裏切らず結果として表れます。

・今週の書き込みの問題は比較的シンプルな問題だったと思います。そのため多くの人が大項目は落とさず書けていました。大きな項目を落としてしまった人は、他の受験生と差がついてしまうので気を付けて下さい。実力によって、記載の精度に差を感じました。不正確な理解は答案に表れます。常に正確な理解を心がけて下さい。趣旨などの暗記も重要ですが、条文の理解に不正確なところがある人は、その点の確認もさらに重要ですので気を付けて下さい。

・今回で 1-3月のゼミも折り返し となりました。ゼミ生はそれぞれ、自分の得意なところ苦手なところ、やるべきことが明確になってきたのではないでしょうか。5月、7月の試験に向けて、計画を立てて、今年合格を目指して頑張って下さい。

講師IID

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第5回(意匠第2回)2017年2月4日(土)

参加者:TAZゼミ長、KITさん、MAEさん

講師:MIY (KIT(A)講師の代講)

学習内容:

・論文書き込み(H23本試)

・全員分の答案をコピーして全員でチェック(全3通)

・該当部分の青本・審査基準チェック

・事例問題の解法指南

・再書き込み(H23本試の問題Ⅱ(1))

 

 講師コメント:

・H23は趣旨問題50点+事例問題50点で総合力が問われる問題です。記述分量のバランスにも気を遣う必要があり一筋縄ではいかない印象です。趣旨問題は全員良く書けていたと思います。「独占」と「排他」について念のため注意してください。

・一方、事例問題ではミスや項目抜けが散見されました。事例が複雑だったためと思いますが、項目抜けが複数あると致命傷になりかねないので注意が必要です。ゼミ中でお伝えした方法(表)などにより、登場人物、イベント、日付、意匠タイプ、拒絶理由をきちんと整理する習慣をつけましょう。ミスを低減できると思います。

・今回は事例問題のみ再書き込みしてもらいました。ミスはほぼありませんでした。

・参加者が3名とややさびしい回になりました。忙しい時期とは思いますが頑張って毎回出席してください。来たり来なかったり、が一番良くないと思います。

 

講師MIY

 

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第4回(特実第2回)2017年1月28日(土)

参加者:TAZゼミ長、KITさん、MAEさん、OOBさん

講師:IID,MIY (HUJ講師とTOM講師の代講)

学習内容:

・論文書き込み(H24本試)
・解説・講評(問題Ⅰ:IID講師、問題Ⅱ:MIY)
・小問テスト(趣旨、審査基準等)

講師コメント(IID):

 論文試験の答練では、ある程度のレベルになると、限られた時間内でいかに多くの点数を取るかという点に興味が向きやすいと思います。そして、必要なキーワードをいかに散りばめるかや、よりコンパクトな記載をするにはどうしたらいいかなどに関心が向きがちです。今の試験のルールでは、それらの点も重要です。しかし、答練の復習などでは、今一度、時間があったらどう答えるか、全てを正確に記載するとどうなるかを考えてみるのはいかがでしょうか。

 大体よさそうな答案を作成しているゼミ生でも、違和感を感じて話を聞いてみると、考えに一部不正確な点があるといったことがあるように感じました。

 不正確な点をそのままにしておくと、今よりもいい答案は作成できるようにならないと思います。全てを正確に説明できる人は、それを限られた時間内に表現することもできるようになると思います。

 合格したら弁理士として活躍する皆様は、是非より高いレベルを目指して勉強してもらえたらと思います。 

 講師コメント(MIY):

 問題Ⅱの主なテーマは均等論、間接侵害、差止め・損害賠償請求の可否です。

 均等論について、事例(cとc’)のあてはめが不正確であったり、重要なキーワードが抜けていたり、やや気になる答案がいくつかありました。

 判例の主要部分のみをただ丸暗記していないでしょうか?

 判例の学習は、文言の正確な暗記はもちろん、裁判官が何を言いたいのかその意味を理解することが肝要と思います。その方法として、判決全文を入手してじっくり読むことをお勧めします。一種のストーリーが浮かび上がるので、背景や論点が明確になり、判例がぐっと身近なものに感じられると思います。これにより大筋を理解できるため、初歩的なミスはなくなります。

 理解せずにただ丸暗記する作業はつまらないものです。一度時間をとって、ゆっくり噛みしめながら判決全文を読んでみましょう。

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第3回(商標第1回)2017年1月21日(土)

参加者:TAZゼミ長、KITさん、KAMさん、MAEさん、TAKさん、OOBさん

講師:IID(HUJ講師の代講)

学習内容:

・論文書き込み(H27本試)
・論文答案構成の作成練習
青本に記載の法の趣旨確認

 講師コメント:

・今回のゼミで気になった点は、条文の理解が不十分な人が多い点です。弁理士試験は、つまるところ条文の理解を問う試験です。まずは、条文を正確に理解しましょう。条文の正確な理解なくしては、何も始まりません。

・今回、時間が足りなくて最後の問題まで答えられなかった人が何人かいましたが、瞬発力を鍛えましょう。何年分か過去問を見ればわかるかと思いますが、論文試験はある程度は、パターン化した問題があります。典型的なパターンについては、考えなくても瞬時に答案構成ができるようになることを目指してはいかがでしょうか。時間の節約になると思います。

講師IID

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第2回(意匠第1回)2017年1月14日(土)

参加者:TAZゼミ長、OOBさん、KITさん、KAMさん、MAEさん、UENさん

講師:MIY(KIT(A)講師の代講)

学習内容:

・論文書き込み(H25本試)
・全員分の答案をコピーして全員でチェック(全5通)
・該当部分の青本・審査基準チェック
・事例問題の解法指南

 講師コメント:

・今回は意匠の書き込み第1回、平成25年論文本試の全文書きです。

・KIT(A)講師の意向により、平成25年の問題を完璧に解けるようにする、という趣旨でゼミを進めました。

 ・初の試みで、全員分の答案をコピーし、1通ずつ時間をかけて全員でチェックしました。5通を比較することでそれぞれの長所と短所が明確になり、理想的な答案像が浮かび上がったように思います。とても有意義でした。

・今回のテーマは部分意匠でしたが、趣旨問題と類比判断は全員良く書けていたと思います。さらに完成度を高めてください。

・時間が足りなくて全問解答しきれなかった方は、効率を意識して解法を工夫しましょう。構成段階、書きこみ段階それぞれで無駄をなくし、全問解答できるようにしてください。

・今回の最高点はOOBさんの67点でした。

・UENさんが正式に入ゼミとなりました。全員気合が入っており良い雰囲気です。このまま頑張ってください!

講師MIY

H29弁理士試験向け論文書き込みゼミ第1回(特・実第1回)2017年1月7日(土)

参加者:TAZゼミ長、OOBさん、KITさん、KAMさん、MAEさん、UENさん(見学)

講師:TOM、HUJ

学習内容:

・論文書き込み(H28本試)
・論文の書き方について
・小問(範囲:17条〜29条2項)
・論文解説(判例:均等論、人口乳首事件、プロダクトバイプロセス)

 

講師コメント:

年明けの論文書き込みゼミが始まりました。
特・実→意匠→商標の週代わり開催で、特・実のみ講師2名で担当する予定です。

初回は、論文を書くこと自体が初めてという方もいらしたので、形式的なルール、問題を開いてから書き終わるまでの基本的な流れ、オススメの教材、自己流のテクニックなどをお伝えしました。

午後の小問では、主に青本と審査基準から重要と思われる箇所をピックアップして出題することとしました。今回は補正や進歩性など、超重要趣旨が盛りだくさんでした。
暗記はしんどい作業ですが、毎回一言一句覚えるつもりで、かつ、すぐに忘れてしまうことも織り込み済みで、地道に頑張りましょう。
目を通した回数が、きっと論文試験直前に大いに効いてきます。

今年から講師を務めさせていただくことになりました。
頼りないところも多いかと思いますが、少しでも受験生のみなさんの力になれるよう頑張ります。

 

講師TOM

H29弁理士試験向け年末合宿 2016年12月29日(木)

参加者:TAZゼミ長、MAEさん、KAMさん、OKAさん(見学)

講師:HUJ

学習内容:

・ 不正競争防止法 条文、逐条解説・不正競争防止法

著作権法 条文、関連判例

講師コメント:

 本日は、年末合宿として、通常のゼミではなかなか取り上げることが難しい著作権法及び不正競争防止法の全体的な整理、条文内容の確認及び整理を行いました。

 著作権法及び不正競争防止法に限ったことではありませんが、全体像をつかむことと、条文を理解することが非常に大切です。「何となく」ではなく確信をもって答えられるように過去問等で演習をしながら理解を深めてください。

 今回の年末合宿から講師をさせていただくことになりました。一緒に頑張っていきましょう。

 

講師HUJ